ワイルドでマイルドに生きる

ハースストーンのワイルドフォーマットをのんびりとプレイ。

ウィッチウッド環境ラダーまとめ

 

こんにちは、お久しぶりです。コータロウです。

暑い日が続きますね。今年の暑さは異常とも言えるもので、私の住んでいる東京でも史上初の40度を記録したとか。くれぐれも熱中症にはお気を付けください。

こんな暑さでは仕事も中々やる気が出ないものです。来週はもうお盆ですし、休暇は人混みを避けて涼しい所にでも行こうかなと、仕事中はそんなことばかり考えています。

さて、来週にもなれば新拡張「博士のメカメカ大作戦」がリリースされますね。事前購入はお済みでしょうか。今回もプレイヤーの度肝を抜くような数々のカード達、そしてそれらに秘められた可能性。休暇もですが、こちらの方も楽しみでなりません。

一方、ウィッチウッド環境はこれにてフィニッシュということになります。振り返れば偶数・奇数デッキの想像以上の活躍に、各ヒーローのしのぎを削る争いと中々楽しめる環境だったのではないでしょうか。偶奇デッキではかつて使われることのなかった過去のカードに初めて日が当たることになり、カードプールの広いワイルドでの遊び甲斐がありました。

4月にIntotheWildの方で強豪プレイヤーに事前評価をしていただいたのですが、読み直してみると彼らほどの実力を持ってしても偶数・奇数デッキの可能性に気づくことは難しいようでした。唯一バクを挙げていたKenjiさんの洞察力には目を見張ります。

私のこの4ヶ月間のラダー結果ですが、4ヶ月で4回、レジェンドに到達することができました。ワイルドとスタンダードで各2回。ワイルドでは4月に奇数ローグ、5月に偶数シャーマン。スタンダードでは5月にシャダウォックシャーマン、7月にキューブハンターを使用していました。

 

f:id:kou1184:20180804085825j:plain

f:id:kou1184:20180804085832j:plain

f:id:kou1184:20180804085948j:plain

 

こうして振り返るとアグロ〜ミッドレンジデッキばかりです。コンボデッキは正直、私にとっては難しすぎるというのが本音です(下準備さえすればただ投げればいいシャダウォックは別として)。

4月から本格的に仕事が始まりレジェンドはもう達成できないかとも考えていましたが、割とコンスタントに行けることがわかりました。ただ、レジェンド以上ーーいわゆる「ランカー」と呼ばれるプレイヤーにはまだまだ及びませんでした。次環境でこそ、私も上位争いに参加してみたいという心意気です。

 

また次回の記事でお会いしましょう。ワイルドでマイルドに行きましょう。

偶数シャーマンを掘り下げる & kenjiコーチング企画を受けてみて

 

 

こんにちは、コータロウです。

このサイトで文章を書くのは随分と久しぶりになります。

 

 

「ワイルドでマイルドに生きる」、更新再開します

 

以前私が運営していたワイルドデッキ情報サイト「Hearth Into the Wild」はteruteruboyさん(@176cm67kg)に運営をお任せし、私は今後こちらでひっそりとヌルい記事を書いていくつもりです。

 

「Hearth Into the Wild」は多くのプレイヤーをワイルドの世界へ導きたい、という思いからスタートしました。

ですが私自身のワイルドフォーマットへの理解度の低さ、パソコンスキルの未熟さなどにおいてサイト運営に限界を感じ、今回teruteruboyさんにそちらをお任せ致した次第です。

私の頃よりも、teruteruboyさんはより実践的な記事を投稿されていますので、引き続きInto the Wildを閲覧いただくと幸いです。

 

hearthintothewild.com

 

一方、「ワイルドでマイルドに生きる」は、「ワイルドで厳しい環境をカジュアルにのんびりと楽しむ」という意味です。

今後はこちらを更新再開致します。

月100くらいの閲覧数でニッチにやっていくつもりです。

投稿間隔も空いてしまうことがあるかと思いますが、お付き合いお願い致します。

  

さて前置きが長くなりましたが、今回は「5月度のレジェンド到達デッキ、偶数シャーマン」と「kenjiさんのコーチング企画」についてです。

 

f:id:kou1184:20180527211905j:plain

 

 

偶数シャーマンでレジェンド到達

 

f:id:kou1184:20180527191318j:plain

 

昨晩、偶数シャーマンでワイルドレジェンド到達しました。

今月はナーフを挟んだこともあり環境が不安定な中、かなり苦労してしまいました(毎月ですが…)。

その後いくつか勝ちを重ね、スクショは無いですが69位まで登ることができました。

構築はこちらです。

 

f:id:kou1184:20180527191130j:plain

 

主にレジェンド2位を達成した、awedragonさんのリストを参考にさせていただきました。

 

f:id:kou1184:20180527191107j:plain

 

ナーフ以前はウォーロックが多く、早いターンでのブン回りを期待して[骸の乗り手]型の疾風セットを採用していました。

レジェンド1位を取ったItsATrapさんを始め、多くのプレイヤーがこのリストで回していた、前環境の定番です。

 

f:id:kou1184:20180527190841j:plain

 

ですが、下旬は仮想敵のウォーロックが激減。

代わりに偶数シャーマンとのミラーや奇数ローグなどが増え、盤面の取り合いが重要になりました。

そこでトレードに不向きなスタッツの低い疾風ミニオンを抜き、横並びとデカさを意識した構築にしました。

 

採用の各カードについて

 

コアとなるカードは以下の通りです。

 

f:id:kou1184:20180527194110j:plain

 

まずは4/7/7に巨人、[地底よりのもの]に[トーテム・ゴーレム]などのスタッツに優れたミニオンが主流となります。

また、バーストを出す[バリバリ]、基本トーテムにバリューを出しトレードに利用する[ダイアウルフ・リーダー][炎の舌のトーテム]、テンポの鬼の翡翠系カードが核となります。

 

f:id:kou1184:20180527191803j:plain

 

[ドラナイのトーテム彫師]は以前まで全くと言っていいほど見かけなかったミニオンですが、このデッキでは大抵4/5/5くらいのサイズで安定して着地します。

同じく、4マナ帯には[自動操縦のシュレッダー]が採用されることが多いです。

 

盤面構築においては現在のワイルド環境でも右に出るものはいない、と言っていいかもしれません。

 

偶数シャーマン、その隆盛

 

偶数シャーマンは新たに登場したワイルドのミッドレンジであり、現在フォーマットで大流行中のデッキです。

今ワイルドで回すべきデッキは「偶数シャーマンに勝てること」が第一前提であるようにも見受けられました。

これほどまでにミッドレンジがワイルドにおいて流行ることは稀でしょう。

また奇数ローグや奇数パラディンなど、他にも盤面を支配する型のデッキが多く環境に存在し、現在のワイルドはミッドレンジ環境と言っていいのかもしれません。

ワイルドにおいてミッドレンジデッキがトップであったことは少なく、1プレイヤーとしては興味深く感じます。

 

かつてシークレットパラディンが隆盛を極めたのは遥か昔。

ワイルドは海賊やアグシャー、アグドルなどの高速アグロ環境となりました。

ウンゴロで王道ミッドレンジの新兵パラディンが誕生したものの、その後アグロに代わって環境を牛耳ったのはドルイド、プリースト、ウォーロックなどのコンボデッキでした。

偶数シャーマンはウィッチウッドで成立すると急速に勢いを増し、目の上のたんこぶであったナーガ巨人デッキが消え去ったことも追い風となりました。

 

また偶数シャーマンはスタンダードでも流行の兆しを見せているようです。

先日の選手権においても、多くのプレイヤーが選択肢の1つとして採用していました。

それをきっかけにしてか、ナーフ以降のスタンダードではより一層このデッキを見かける機会が増えました。

 

f:id:kou1184:20180527192704j:plain

 

こちらはMeatiが21位まで達成した偶数シャーマン。

ですがリストを見比べると、ワイルドのそれとは全く異なるのがよくわかります。

実際こちらも回しましたが、違うデッキと言ってもいい程です。

4/7/7や先述のドラナイが居ない分、スタンダードの偶数シャーマンは押していく力に欠けている印象です。

また武器やダメージ呪文が無い為、手札から打点を出す手段が限られています。

 

偶数シャーマンアラカルト

 

さて、ワイルド偶数シャーマンについてはリストごとの特徴も多彩であり、最近では派生型も出ています。

例えば、こちらはshukuさんのスペルダメージに重きを置いたタイプ。

[タスカーの漁師]と、ナーフされて2マナとなった[精霊の爪]が特徴的です。

デッキビルダー曰く「アグロデッキ」と、ゲームスピードも大きく変わってくるようです。

 

f:id:kou1184:20180527190657j:plain

 

一方、こちらはGetMeowthさんのメックシナジーのリスト。

強いメックのカードが全て偶数なことに着目した形です。

[メカワーパー]による展開力と疾風による爆発力を両立しています。

 

f:id:kou1184:20180527190731j:plain

 

このように様々なプレイヤーの試みを形にするという点は、少し前の[動員]を積んだパラディンを彷彿としませんか?

つまり「デッキの底力」と言うべきか、しっかりとした根底部分があらゆる方向性の戦略を可能にしているのでしょう。

そして恐らくこの偶数シャーマンについては、未だ日の目を見ていない潜在的な可能性がありそうです。

 

 

Kenjiコーチング企画を受けました

 

f:id:kou1184:20180527202613j:plain

 

ワイルドトッププレイヤーのKenjiさん(@oMTYLPUPxNanyxG)による、コーチング企画を受けました。

レジェンド上位を幾度となく獲得、また公式番組にも出演経歴のある方です。

どんなプレイヤーでも、それぞれのレベルに合わせて教えてくださいます。

 

例えば私の場合の目標は、

 

⑴レジェンド到達を安定させる

⑵レジェンド上位を目指す

 

こちらを設定しました。

 

また、使用デッキとして海賊ウォリアーを選択。デッキの選択は私が選びました。

私の個人的な目標「全ヒーローでのレジェンド」が残すはウォリアーだけとなったこと、それなのに海賊をイマイチ使いこなせないことが選択の理由です。

 

Kenjiさん曰く、「3ターン後のリーサルも視野に入れながら回す」ことが求められるデッキ。

アグロデッキでありながら、細かいダメージ計算が非常に重要となります。

 

こちらの選択したデッキと、相手側のプレイヤー(Kenjiさんが手配してくださいます。今回はruiさんでした)が環境デッキいくつかを順番に対戦していく流れになります。

プレイ中に気になった点は、Kenjiさんから「どう思われますか?」と意見を尋ねられます。

こちらはそれに対して回答し、更にKenjiさんが模範となる正解を答えていくという流れになります。

この流れが受け手としては非常にわかりやすく、プレイングが理論として納得できます。

 

また第三者の視点で見ていただくことで、普段のプレイングにある思わぬミスに気付けます。

 

例えばこちらの場面。

 

f:id:kou1184:20180527202641p:plain

 

私は普段なら4/4/3で2/3を取る所です。

ですが、Kenjiさんからの助言で[アップグレード!]と1/2/1で2/3を取り残りのマナで2マナを出すとプレイしました。

そうすることで、アタックを3増やしながら、除去されにくい盤面を作り、突撃ミニオンも温存できます。

 

f:id:kou1184:20180527204435p:plain

 

結果として、次のターンに温存したコルクロンを使ってリーサルを決めることができました。

 

f:id:kou1184:20180527204453p:plain

 

コースは基本的に2時間。

デッキの勝ち数に負け筋、使うタイミングまでと、非常に勉強となった濃密な時間でした。

 

ワイルドトッププレイヤーから1対1で直々に教えていただける機会はそうそうありません。

是非興味を持った方は、Kenjiさんに連絡してみてはいかがでしょう。

 

 

ネムシーちゃんを貰ったので、 今月はZooでワイルドレジェンド到達!

先日のたまり場でネムシーをゲットしたので、悪魔Zooでワイルドレジェンド到達しました。リストはシロクマさんという方のものをベースとして、マナカーブの整う[ファイアフライ]と環境的に刺さる[ロウゼブ]を投入したものです。

往年のZooとはまた一味違いますが、ワイルドならではのカードが盛りだくさんなデッキとなっています。[インプ・ギャングのボス]がアグロ相手に非常に強く、また綺麗に[クリスタルウィーバー]と繋がるのも素晴らしいです。[凄まじき力][魂の炎]でバーストが出やすいのも扱いやすいです。さらに[マルガニス]やDKのおかげでデッキパワーも高く、コントロール相手にもリソース勝ちできる構成です。是非試してみてはいかがでしょうか。

月間マイルドにワイルドメタリポート 9月編

さて、今月も残すところ僅かとなりました。9月は半ばに調整があったことから大きくメタが変動し、なかなか多様性のある環境になったのではないでしょうか。それはフォーマットに関わらず、ワイルドでも同じことでした。そんな中で今月も何とかレジェンドランクまで達成。私がラダーを駆け上がる中で感じたことを、今月もデッキリストと並べて雑感と致します。ご一読ください。

ナーフ以前

総じて、新パック発売直後は私たちは目立つ要素に目を奪われがちで、1ヶ月くらいしてからカードの隠れたポテンシャルに気づくものです。それが今月のワイルドの場合は、先日記事にもまとめた[ナーガの海の魔女]デッキでした。

S42 KBX’s “Naga Hunter” Asia#8

その仕様が変更された[ナーガの海の魔女]を軸として、先月の末はナーガドルイドやナーガウォーロックが考案されていました。しかし[縫い目の追跡者][追跡術]という優秀なサーチカードを持つハンターがにわかに注目を集め、構築者の手によってあっという間にレジェンド上位到達を成し遂げました。ワイルドで不遇の日々を送っていたハンターが、まさかこのような形で環境に戻ってくるなど誰も予想していなかったことでしょう。

またワイルドのローグの使い手Kohaiがオイルローグで1位を獲得、発表してからそのブームが到来しました。ローグらしく不意のバーストを出せるのが特徴で、ナーフ以降横並びのデッキが数を減らすとより一層好んで使われるようになったと見受けられます。

S42 Kohai’s “Oil Rogue” EU#1

ナーフ以降

「EvergreensNerfs」と呼ばれるこの変更であらゆるデッキの根幹を成すカードが弱体化され、メタゲームはこれ以降大きく変わりました。当然のことながら海賊ウォリアーや翡翠ドルイドは大きく弱体化しました。一方でこの影響を受けなかったレノプリーストは瞬く間に環境を支配しました。ナーフ以前も数の多かったこのデッキは、後半になるとますます増えていきました。

S42 control’s “Reno Priest” #69

S42 HappyNeuer‘s “Reno Priest” NA#26

レノプリーストは構築に非常に幅のあるデッキです。その強さの根幹は言わずもがなDKと[縛鎖のラザ]であり、それらに繋ぐためにプレイヤーたちはそれぞれ工夫を凝らしているのが、多数のリストから伺えます。そして完全体になってしまえば、ワイルドのカード[シャドースポーン]によってヒーローパワーが直接6点ダメージに変化し、30あるライフですら一瞬で削ってしまうのです。加えて[レノ・ジャクソン]も控えているワイルドのレノプリーストは、スタンダードのハイランダープリーストとはレベルが違います。

そんな支配的なデッキがいるのならば、それをメタるデッキが台頭するのが環境というものです。ドルイドとウォリアーという2種類のアグロが没落し、ここ数ヶ月は鳴りを潜めていたアグロシャーマンはその一瞬の隙を突いて再浮上したデッキでした。レノデッキというものは当然ながら除去はピン積みであり、危険なミニオンも通さざるを得ない場合が少なくありません。[トンネル・トログ][回転ザップ・オ・マティック]は低コストながら速やかに相手のライフを削り、豊富なバーストも持ち合わせています。

S42 masinc’s “Aggro Shaman” Asia#1

レノプリーストの弱点としてもう一つ、コンボバースト系デッキに弱いということが挙げられます。ナーフ以前はマリゴスドルイドも人気でしたが、1ヶ月を通じて一定の支持を集めていたのがエクゾディアメイジでした。ワイルドのエクゾディアメイジはクエストを採用しないことが特徴で、デッキ外から持ってくる使いづらい呪文を唱える手間が必要ありません。また新カード[似姿]が採用されており、ささやかながら今回の拡張で強化されたデッキでした。

S42 Meati’s “Exodia Mage” #7

ナーフ後のワイルドのメタは未だ固まっておらず混沌としています。先日はミッドレンジハンターでレジェンド報告があり、awedragon氏は新型の鯛罪パラディンで上位を成し遂げました。残り5日間となりましたが、今後も目を引くようなデッキが誕生することに期待していいでしょう。

S42 ぽん’s “Midrange Hunter” Asia#

S42 awedragon’s “Anyfin Paladin” #2

以上のデッキは全てこちらのサイトに掲載されています。http://hearthintothewild.weblog.to/

これがティア1の力!レノプリでレジェンド!

レノプリーストでレジェンド達成しました。「今月はペース早め」、なんて思ってたらもう残り10日なんですね…。とにかく1戦1戦すごく考えるデッキなので、使ってて疲れました😩

リストは自作です。レノプリは本当に構築が多様で、人によっては[海賊パッチーズ]や[ジャングルハンター・ヒーメット]などでデッキ圧縮までする方もおりますが、自分はとにかくバリューを意識した構築にしました。レノプリについては後々まとめ記事を上げるかと思います。

http://hearthintothewild.weblog.to/tag/RenoPriest

ちなみにレノプリの構築についてはこちらをどうぞ。見比べて違いを実感してみてください。

ワイルドデッキ集データサイト「Hearth-IntotheWlid」設立

この度、ワイルドのレジェンドデッキのデータサイト「Hearth-IntotheWild」を設立しました。

hearthintothewild.weblog.to

まだまだ掲載数は少ないですが、どんどん追加していきますのでご活用してみてはいかがでしょうか。また、掲載するデッキも募集しております。掲載について何か不都合ありましたらご連絡ください。

ワイルドデッキ生態調査②[ナーガの海の魔女]デッキ

本日の夜中、ベン・ブロードの告知の通り、ドルイドの[練気]をはじめとした5枚のカードの下方修正の内容が明らかになりました。既に多くの方が拡散して下さっているので、私が改めて記事にする意味は無いでしょう。

その多くが長らく慣れ親しんだカードたちだけあって、コミュニティ内では賛否両論です。新拡張のカードが最小限に抑えられており基本やクラシックのカードが軒並み調整を食らったことは、今後のハースストーンの方向を明らかにしていると言えるでしょう。既にプレイヤーたちからは次の環境について議論が活発に為されており、こちらも私が出る幕ではないようです。

そう、この記事は今回のナーフのように事前に告知されたものではなく、騎士団パッチにおいてその仕様が突然ひっそりと変更された、[ナーガの海の魔女]を中心としたナーガ巨人デッキの紹介と考察なります。

[ナーガの海の魔女]はアドベンチャー「探検同盟」のエピックカードで、以前は見向きもされていないミニオンでした。しかしなぜか騎士団拡張においてその仕様が変更、各種巨人はコスト5からさらにそのコストを減少させるようになりました。これらのシナジーを軸にしたデッキが現在のワイルドでは大量発生しています。

(コンシードしていますが)このように一瞬にして8/8の巨人たちを大量に展開することにより、それまでの防御的な展開から一転攻勢、一気に王手をかけていきます。これを1枚で返せるカードはワイルドと言えども[光爆弾][乱闘]など非常に限られています。

各種巨人は[山の巨人][魔力の巨人][溶岩の巨人][海の巨人]などに加え、[ゼンマイ仕掛けの巨人]の採用もラダーで見かけました。もちろんそれらは全て中立である故、色々なヒーローがこのナーガ巨人コンボを仕様しています。最も多いのがドルイド、次にウォーロック、そしてなぜかハンターでも見かけます。

マルフュリオンのナーガデッキ

S41 control “Naga Druid”

S42 Georgious “Naga Druid”

そもそもこのデッキの流行るきっかけは、ワイルドの猛者controlがこのデッキでS41のレジェンド到達報告をしたことのようです。その影響は強く、瞬く間に全てのサーバーにてナーガデッキを見かけるようになりました。このリストでは[アヴィアナ][忘却王クン]のいわゆる「アヴィクン」コンボが搭載されています。

また、別のプレイヤーはクエスト[ジャングルの巨獣たち]を採用しています。こちらのリストでなんとワイルドEUサーバーの1位を達成したというのですから驚きです。まさかドルイドのクエストがガチになる日がこんなに早く来ようとは、誰も予想していなかったでしょう。

クラスにドルイドを選択する利点として、もちろん[練気][野生の繁茂]といったマナ加速、そして[究極の侵食]があります。初速の遅いコンボデッキですから、マナ加速とドローが必須です。また[広がりゆく虫害]も、延命手段としてこの上ないものでしょう。まだデッキ自体が開発段階であるようですが、どうやらナーフまではこのヒーローが最も上手くナーガデッキを使えることに疑いは無いようです。

グルダンのナーガデッキ

S42 CardVillain “Handlock”

巨人と言えば、多くの方が思い浮かべるのはこのヒーローで間違いないでしょう。スタンダード導入前の古き良きハンドロックは、[山の巨人][溶岩の巨人]を使いこなしていました。その後[溶岩の巨人]は弱体化されるのですが、1年以上ぶりにこのデッキに戻ってきました。ウォーロックのヒーローパワーでドローを進めながら自然と巨人のコストは下り、また豊富な除去手段は相手の猛攻を凌ぐことができます。こちらはレジェンド10位まで到達したようです。

レクサーのナーガデッキ

S42(レジェンド未到達) RenoJackson “Naga Hunter”

こちらはワイルドアジアサーバーのRenoJacksonによるデッキ。変わった構築を好みながらも、常にレジェンド上位をキープしており、我々ワイルド民の中ではちょっとした有名人です。今月はまだレジェンドを達成していないようですが、こちらのリストを回しているようです。ナーガデッキにヒーローカード[死線の追跡者レクサー]はかなり合っているように感じます。コストが重くなりがちなバ獣を軽くすることができ、またデッキの弱点として展開した巨人を処理されてしまうとリソースが無くなり一気に負けに近づくのですが、ヒーローパワーが後続を補充します。また、[毒矢]と[不安定なグール]のシナジーもあります。デッキとヒーローの、お互いの弱点を補い合ういいデッキです。是非試してみてはいかがでしょうか。

ちなみに先ほどのスクショは実際に彼と当たった時のものでした。

正直、今後このコンボデッキが環境に残るのかどうかは未知数です。「強すぎる」との声もありますし、一方で大振りなデッキ故に弱点もあります。とりあえず相手にしてても楽しいですし、使ってみたいと思えるデッキなことは確かですね。 では、次回こそクソデッキの予定です…。