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リッチキングに会いに行こう!台湾4泊5日ツアー(2日目)

2日目です。本日は台北の上の方を探索します。

故宮博物館

まずは故宮博物館!中国全土のありとあらゆるお宝が集まっています。朝早く来たので、まだお客はほとんどいません。ゆっくり見ることができました。その中の特に有名な展示物をかいつまんで紹介。

故宮博物館で最も有名な展示物の1つがこれ、「翠玉白菜」です。白菜の色合いと昆虫の造形が見事な一品ですが、実はこちらの玉は元々は良いものではなかったそうです。色もまばらで亀裂も入っている良くない玉を、職人の発想と技術で芸術品に昇華させました。白菜は高潔、昆虫は子孫繁栄を表しています。

こちらは子供を模った、北宋代の陶器の枕です。ふくよかな子供の表情が印象深いです。この時代には「陶器の枕専門」の職人がいたそうで、子供は幸運を運ぶイメージです。同じものを西安の博物館で見かけました。

これも故宮博物館の見どころ!古く西周の「毛公鼎」です。余計な飾りは無く、重厚感に溢れています。しかし内部はぎっしりと文字が書き込まれており、現代にその歴史を伝えている非常に貴重な一品…だそうです。

戦国時代の、バクをモチーフにしたと言われている酒を注ぐ容器です。背中から酒を入れ、容器を傾けて口から注ぎます。ユニークな一品ですが、金や玉もあしらえてあり、非常に豪華なものでもあります。

お土産も購入。ボタンを押すとキリギリスが鳴き、白菜が光ります。残念ながら、白菜と並んで有名な「豚の角煮」は展示されておりませんでした。気になった方はググって見てください。

士林官邸

博物館を一通り見終わり、ツアー客でごった返してきたので退散。近くの士林官邸に向かいます。元々は蒋介石の邸宅で、今は公園となって一般公開されています。

非常に趣味の良い感じです。手入れも行き届いており、ゴミ1つありません。

こちらが邸宅です。外装のみならず内装も本当にオシャレで(撮影禁止でした)、蒋介石の趣味の良さが伺えます。そう言えば青島にあった彼の別荘もかなりいい感じでした。

淡水

昼食を食べ一息ついたところで、淡水に移動。台北随一のデートスポットだそうです。↑の地図の、1番上の丸いところです。イギリスの建物が多く残り、異国情緒に溢れています。

淡水の名物、クソデカアイスクリーム。とても1人では食べられません。

よく見ると汚い…。入れそうな感じではないです。

色々名所も回りました。あまり人もいなくて過ごしやすいです。

夕焼けが綺麗と聞いたのでスタンばってたのですが、残念ながら曇り。

士林夜市

今晩は士林夜市で夕飯。台北の夜市といったらここ!最も大きい夜市です。食べ物ばかりでなく、金魚すくいや的当てなどの遊び、服や小物のショッピングも楽しめます。何より人が多い!スリに気をつけなければ…。

地下にある美食街で食べることにします。観光客でいっぱい、その分客引きも必死です。

1品目は牡蠣オムレツ。1口食べると何か嫌な感じがしたのであまり食べてません。

2品目はチャーハン。普通。

3品目は水餃子。中国といったら焼き餃子よりも定番です。こちらも味は普通。正直昨日の夜市の方が美味しかったです。

ちなみにここの店員さんは元気で可愛かったです。笑顔が素敵です。

モンジュース。こちらも台湾では定番です。スッキリとして飲みやすい。

ちなみにここの店員さんも可愛かったです。はにかむ顔が最高でした。

そう言えば、中国の都市と言えば道行くオッサンがみんな所構わず痰を吐き捨て、子供は道端で小便をする始末で、ゴミが足元に転がっているのが普通なのですが、台北ではそういったことはありませんね。看板にはひらがなが書いてあったり、日本人にウケるのもわかりました。明日は少しリッチキングに近づく予定です!