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凍てつく玉座に座るのは誰?新環境考察!(ドルイド編)

 新環境後のヒーローの立ち位置を予想。初回はドルイド。次回ハンター編→http://kou1184.hatenablog.com/entry/2017/08/08/151253

 

拡張カード所感

 マルフュリオンは、ハースストーンで唯一与えられた「マナ加速」を武器に、今までのほとんどの環境でメタ争いに参加してきた。今回の拡張では主に「1/5の挑発スカラベ」と「1/2の猛毒クモ」トークンをテーマに設定されている。1/5スカラベトークンで相手のミニオンにダメージを与え、残った相手ミニオンを[始祖ドレイク]で処理、という流れは理想だが、アタック1では圏内に押し込めないだろう。

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 ヒーローカードはどちらかを選択して召喚できる、ドルイドの特色である「Choose one」を存分に活かしたものだった。しかしこのカードは、残念ながらメタにおいてあまり見る機会はないだろう。選択という安定感はあるが、所詮[ジャスティサー・トゥルーハート」を少しばかり使い勝手が良くなったに過ぎない。入るようなアーキタイプも無いのだ。シナジーが求められる厳しい構築の世界では、「ちょっと使い勝手が良い」では駄目なのだ。一部では「ランプドルイドに」という声もあるが、入らない。

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即効性の無い[フェイトスピナー]はAOEになり得ない 

ドルイドクラスにおいて、活躍の機会が見込めるのは [究極の侵食][クリプトロード][蟲のドルイド]だ。[究極の侵食]は明らかなパワーカードであり、次の環境で活躍出来なくとも、いつか必ず日の目を見るだろう。[クリプトロード][蟲のドルイド]はアグロドルイドにおいての[タール・クリーパー]のような活躍を見込んでいる。特に[クリプトロード]はワイルドの[ホブゴブリン]型アグロドルイドに非常に適しているが、3マナという重さと枠がネックとなる。

 中立クラスに、ドルイドにとって魅力的なカードは無い。

スタンダードのドルイドクラス

 ウンゴロに引き続き、プレイヤーたちは変わらずアグロドルイドの暴力に悩まされるだろう。今回の拡張で目立った収穫は無かったものの、今後も度々ティア1に姿を現わすはずだ。

 一方、翡翠ドルイドはメタカード[待ちぶせのガイスト]によって非常に動きづらくなった。今までカモとしていたコントロールが牙を剥くようになる。各ゲームにおいて、このカードの登場が早いほど、翡翠ドルイド側の負けに繋がるだろう。しかし所詮はメタカード、採用率が低くなれば、完成度の高い翡翠ドルイドは、また必ず這い上がってくる。

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ワイルドのドルイドクラス

 スタンダードのアグロドルイドを、更に尖らせたのがワイルドアグロドルイドだ。[ネルビアンの卵][ドラゴンの卵]を中心としたエッグ型、[ホブゴブリン]と大量のアタック1ミニオンを採用した型が存在する。後者のデッキにおいて、[クリプトロード]はアタックが1であり、高いタフネスと挑発でシステムミニオンを守る。しかもミニオンが出る度にタフネス値が上昇し、デッキのコンセプトと合致している。このカードがデッキに採用されなくとも、デッキ自体は今後もティア1であり続けるだろう。

 アグロ環境のワイルドにおいて、翡翠ドルイドはあまり姿を見せていない。レジェンド帯はコントロールが多く、それらのカウンターとして使われる程度だが、自身があまりメタの対象にならない分、動きやすいかもしれない。