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「大魔境ウンゴロ事前評価」大反省会

 大魔境ウンゴロがリリースされて一ヶ月が過ぎました。メタは依然として回っているものの、カードの評価はそろそろ固まりつつあります。[太陽の番人タリム][パイロス][地底の大洞窟]などが評価される一方、[ラッカリの生贄]など弱さが明らかになったカードもありました。新セットがリリースされる度の恒例ですが、今回も多くの期待されていなかったカードが予想外な活躍をしましたね。皆さんの予想はどれほど的中したでしょうか?

 そこで今回は、僕の事前評価記事(http://kou1184.hatenablog.com/entry/2017/04/01/152815)の反省会です。ここでイチ押ししたカードがどれほど実際に活躍しているか、5段階で評価します。ちなみにもちろんワイルド視点なので、その辺りを踏まえて読んでください。

 

[目覚めよ創造主]

的中度★★★★★

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 これはいいでしょう。スタンダードではイマイチですが、断末魔ミニオンが多くいるワイルドでは誰が見ても強力なカードでした。特筆すべきは[ドクター・ブーム]でカウントが2つ進むこと。報酬のアマラによるライフ40はアグロにもコンボにも効果的ですし、本体5/8/8とスタッツも十分。

 しかし今回のプリーストで最もメタに影響を及ぼしたと言えるカードは[光熱のエレメンタル][影の幻視]ではないでしょうか。J4CKIECHAN氏が開発したOTKプリーストはにわかに注目を集め、ラダーでも多くのプレイヤーが試しています。正直、私のレノメイジではなかなか勝てずに困っています。

 

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Kibler Wild (Heroic Brawl 11wins) "Reno Deathrattle Priest"

 
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J4CKIECHAN (S38 legend) "OTK Priest"

 

[進化の胞子]

的中度★☆☆☆☆
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 やらかし枠その1。エッグドルイド[森の魂]と代わって入ると予想したのですが・・・。採用したデッキリストを見かけたことはありますが、実戦で見たことは未だありません。一体なーにがいけなかったんでしょうかね〜。やはり4マナが重すぎたのと、欲しい能力が必ずしも出てくるとは限らないのがあまり採用されない原因かと思われます。コスト論で言えば適応は1,5コストで全体バフが1コストなはずなので、確かに重すぎるんですよね。

  代わりにこのデッキで多く採用されているのは、[生きているマナ]。正直自分はデメリットが大きすぎると思い低評価だったのですが、AOEを食らっても即座に再展開出来るのは強力でした。事前評価の難しさと、自分の目がいかに節穴であったかを痛感します・・・。

 
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Control (S38 legend) "Egg Druid"

 

[暴蝕ウーズ]

的中度★★★★☆

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 これもいいでしょう。海賊ウォリアーだらけの環境で、レノ系のデッキが進んで採用しています。しかし当の海賊は多少のメタは何のその、相変わらずティア1を突っ走っています。そういった意味で、「メタに影響を及ぼした」と言えるのかは疑問かもしれません。またスタンダードのようにメイジやプリーストが[アティッシュ]を装備することはほぼありません。

  
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 Deathsie (S38 legend) "Reno lock"

 

[始原の秘紋]

的中度★★★★★

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 これも誰が見ても強力なカードでした。状況に合わせて呪文が選べるのは素晴らしいです。バーストを出したり、除去をしたり、ドローしたり、[アイスブロック]などで耐えたりと使用用途は様々。これを採用しないメイジがいない、というのはワイルドでも同じです。どうかナーフしないでください・・・。

 
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 PHONETAP (S38 legend) "Tempo Mage"

 

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Thijs (Wild Heroic Brawl 12wins) "Freeze Mage"

 

[ヴァイルスパイン・スレイヤー]

的中度★☆☆☆☆

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 やらかし枠その2。効果自体は強力なのですが、環境にこれを採用するアーキタイプのローグがいません。ポテンシャルは十分なはずなので、もっと環境がミッドレンジを受け入れるものになれば、このカードも見かけるようになると思います。

 

[水文学者]

的中度★☆☆☆☆

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 やらかし枠その3。スタンダードではこれを採用しないパラディンはいませんが、同マナ域に[シールド・ミニロボ]のあるワイルドでは状況が違います。残念ながらワイルドのパラにこいつが入る枠はありませんでした。シークレットパラディンの「シークレット」は、あくまで[謎めいた挑戦者]で貼るものであり、デッキ外から持ってくる必要はないと結論が出ました。

 もっと大きなやらかしは、予想記事に「残念ながらパラディンは今回も弱いカードばかり」と書いてしまったこと。実際には[太陽の番人タリム]、[剣竜騎乗]、[光合のステゴドン]とワイルドでも活躍する強力なカードが多く追加されました。ワイルドカード[兵役召集][兵站将校]も合わさり、新兵シナジーはここに来てデッキとして形を成しましたね。今になってウンゴロのパラディンクラスカードを見ると「なんで強さに気付けなかったんだ」と悔やむばかりです。

  
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Sottle (S38 legend) "Midrange Paladin"

 

[始祖ドレイク]

的中度★★★★☆

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 これも前評判通り強力なカードでしたね。記事では「ドラゴンプリーストの選択肢となる」と記述していますが、実際には翡翠ドルイドの方での活躍が目立ちます。[戦の古代樹]にと比べるとタフネスが2低く1マナ重い代わりに、全体2点をバラまきます。AOEが少ないドルイドにとって、雑魚ミニオンを一掃出来るのは非常に魅力です。アグロに弱い翡翠ドルイドの、強力な対抗手段の定番となりました。

 また、挑発ウォリアーでも活躍しています。種族ドラゴンということで[キュレーター]から引っ張ってこれるのが優秀です。スタンダードと基本的な使用方法は変わりませんね。

 
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Lektron (S38 legend) "Jade Druid"

 

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Frodan (S38 legend) "Dragon Priest"

 

[火山噴火]

的中度★★★★★

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 予想通り、遅めのシャーマンで採用されています。特にここ数日で激増した断末魔シャーマンに必ず採用されています。シャーマンはボードクリア力に更なる磨きをかけました。この呪文は、何より聖なる盾を貫通するのが嬉しいですね。自身のトーテムが邪魔になるのはたまに傷です。

 
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sipiwi (S38 legend) "Deathrattle Shaman"

 

[霊の歌い手ウンブラ]

的中度☆☆☆☆☆

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 今回1番のやらかしです。第2の[ブラン・ブロンズビアード]とはなれませんでした。この手のシステムミニオンは、なるべく同じターンに他のカードをプレイして、確実に1回は効果を発揮させたいのですが、4マナはそれには重すぎたようです。ブランと違い、スタッツが低めで素出ししづらいのも欠点ですね。一応ラダーでは1回、ウォーロックに[ドレッドスティード]とのコンボを決められたことがあります。盤面中、馬でいっぱいになりますよ。

 

[ファイアプルームの中心で]

的中度★★★☆☆

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 このカードも前評判通り、強力なカードでした。スタンダードでの構築に加え、[デスロード][ヘドロゲッパー]があるので弱い訳がないんですよね。ただ報酬の[サルファラス]の能力である8点ダメージは強力ではありますが、ランダムな上に毎ターン1回しか打てないということで、ミッドレンジやコントロールには押し切られることも多いのが課題です。あまり使用数は多くないです。純粋な断末魔コントロールとどちらが強いのか、環境に合わせて選択する必要がありそうです。


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Rusty (S38 legend) "Taunt Warrior"

 

 以上、大魔境ウンゴロ事前評価大反省会でした。(今気づいたんですけどタイトルに大が被ってますね)何か当たったり外れたり、当たっても採用される形が違ったり、イマイチな感じが否めませんでした。それと置きに行くチョイスが目立ちますね。次回はもっと皆が注目していないカードを積極的に選ぼうと思います。